これはステファン ポージェス博士の言葉。その一文から: あそびは、行動上の課題を抱える子どもたちを支援するために必要なツールです。神経エクササイズとは、安全な状況下で他者との相互のやり取りを通じて、感情の調整という「筋肉」を鍛えることです。
この一文から考えると、神経エクササイズになるあそびは、一人で孤独の中で執り行うものよりも、”相互作用要素”のあるやり取りができるあそびを言うようです。
赤ちゃんの喜ぶ「いないいないばあ」は、乳児期からできる「神経エクササイズのあそび」です。「いないいない」と言いながら顔を隠す→如何したのかなあと思っていると「ばあ」と笑顔の顔が現れる。この「いないいないばあ」は何回か経験するうちに赤ちゃん本人が結末を待つようになる→「いないいない」って言ったら「来るぞ!来るぞ!」とワクワクする→「ばあ」→「ほーらきた!」予想していた展開が体感できると体全体で大喜び。ちょっとドキドキして、どうなる?どうなる?ってワクワクして、最後の笑顔を見た瞬間に喜びに代わる感情の変化を楽しめるんです。年齢が上がるにつれこういう「神経エクササイズ遊び」も変わっていく。宝物探しゲーム。おままごと。かくれんぼ。鬼ごっこ(色鬼ごっこや、凍りおに、どろけいetc)昔からの伝承遊びって子どもの発達を促す遊びとして理にかなっているわけです。これをやらないのはもったいないですね。
確認として行動上の課題を抱えるお子さんにこういう遊びをお勧めする理由をもう一度。発達していく上でとても大事な「安心できる基盤つくり」これを作るお助けマン:腹側迷走神経と交感神経の結びつき。この結びつきで生まれる「どうなってるんだろう?試してみよう!やってみよう!」の探求心は「興奮」と「抑制」のバランスを育て大脳前頭葉の発達を促します。わくわくドキドキする遊びは、心を育てる:前頭葉の発達を促すわけです。キレる子にもこのワクワクドキ:探求遊びはお勧めのようです。(ある程度の年齢の子には何をして遊ぶのか?は本人が選択を)
小さい頃からこういう”人との関わり遊び”をしてこなかった場合は、残念ながら上記のような反応にはならないかもしれません。時に恐怖がよみがえる子もいるかもしれません。でも大丈夫!どんな年齢でも始めた時がやり時、育ち時。信頼関係をしっかり作り、安心できる場で「今」から始めてみてください。
*大切なこと:この内容は健康的なお子さん向けです。もしも、恐怖がよみがえるなどしてパニックになるようなら、専門職への相談をお勧めします。
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