子育て

うざいんだよね

児童思春期外来で働いていて、お子さんの口からこの言葉も最近よく耳にする。  

思春期になると親の言葉はうるさく感じる。それも成長の一つ。自分の意思がはっきりしてきて「好きなように過ごしたい」と自立心が出てくるわけで、頼もしい限りの成長。そして、親は親の経験してきた分の思いを抱えて生きているからこそ、もの申したくなる。「こういうことしていたら○○になっちゃうよ」と伝えたくなる。

”10Ⅹ何年”生きてきた親と”10+何年”の子供。×と+の違いのみならず、この差から生まれる「価値観の違い」ってすごいと思う。その差が「転ばぬ先の杖」を差し出したい親と自分の思うようにやってみたい子どもとして”親子の距離”を生む。

子どもの求めるものと親が与えるものが違い、親が気づかねまま食い違い続けたとしたら。。それは子どもにとり大きなストレスになっていく。親に的確な言葉で反撃できたらいいのだが、たいていは言い負かされ、子どものストレスはたまり続ける。そのストレスの塊はマグマとして育ち、何かの拍子に爆発する。「うぜーんだよ!!」「もう放っておいて!」と。

子どもは、親のありがたみも分かっている。親がいなくなってしまったら自分は一人では生きてゆけないって知っている。だから、ある程度までは我慢し続ける。そして「我慢のキャパ」には個人差がある。

親としては「主体性を育んでいってほしい」と言いながらも、心配になり手を出しすぎることで無意識に子供の主体性の芽をつぶしていることが起こりうる。

”すれ違い”をどうするか?少しづつ歩み寄る形でいくとして、子ども本人に選択させる:「あなたはどうしたいの?」と選ばせるのも一手法。ゲームだったら「何時までやる?」「どこまでやる?」自分で決めたことは守りたいよね。どう考えていくかは本人次第。約束を何回破ったらどうするか?も先に決めておくといい。親の決めつけでなく、子供の意見重視で決めるのをお勧め。「我が家のルール」ぜひ決めて、守って、続けていってほしい。

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